ゆっくりと、愁が寝ているベットへ近づく。





シャッとカーテンを開けると、そこには
スースーと寝息を立てる愁がいた。





わたしのために、こんなになるまで……。


そう考えて、ツーッと涙が頬をつたった。




「愁……っ、好きだよ、だい、すき…なの」




これからも、ずっと。





「…それ、ほんと?」