わたしが愁に言った言葉なのに、それとは反対にわたしの心はそう叫んでいた。 ――――――――… ―――― 「体育、疲れたね~何あれ、校庭8周とか鬼でしょ」 体育着から、制服に着替え終わって、席につきながら佳菜子と話している。 「ほんとだよね」 力なく微笑むと、佳菜子は一瞬眉を下げたけど、すぐに笑顔になって、 「男子は、10周でしょ?かわいそうだったよね~」 そう言った。