それって、わたしと関わらなくなったから? そんな淡い期待が胸を熱くさせる。 けど……、 「愁くん、お弁当一緒に食べない?」 「……あぁ」 そんな淡い期待は、簡単に崩される。 嬉しそうな伊藤さんと一緒に、教室を出て行く愁を見ているうちに、ぼやけてくる愁の背中。 そうだよ。愁には、伊藤さんがいるんじゃん。