【完】LOVE♡GAME






「離すわけねぇだろ……」




弱々しく呟いた俺を梨加は、ゆっくりと見上げた。





「離して……? わたしは、ただの遊びだったんだよね?」




「ちが…っ」




「何が違うの?」




とめどなく溢れ出す梨加の涙。



それでも、俺の目をしっかりと見て、寂しげに笑いながら言葉を繋いでいく。




遊びなわけねぇよ




「愁のわたしへの優しさも、甘い言葉も、全部GAMEに勝つためだったんでしょ?」




確かに初めは、ただおとしたい。
そう思ってた。




でも、その意志の強そうな大きな瞳も、
華奢で小さい身体も、負けず嫌いで強気な性格も。



全部、すべて欲しいんだよ