――――――――…… ――――― 夕日が窓から差し込んで、オレンジ色に染まっている廊下を歩く。 もう、帰りのHRも終わったみたいで、 わたしの足音と、外で部活に励む生徒の声が聞こえるだけの静かな廊下。 伊沢先生から受け取った制服は、乾燥機にかけたばかりで少し暖かい。 愁のジャージは、きちんとたたんで胸の前に抱えながら、少し早歩きになりながら廊下を進む。 早く愁に会いたい。