「どうしたの?森川さん」 肩で息をする森川に心配そうに問いかける。 ていうか、梨加は? 昼飯一緒に食ってんじゃねぇの?と少し、疑問に思っていると、森川は、ばっ!と顔をあげて 心配の色をつけた顔を俺に向けた。 「梨加が…!」 「は?」 梨加? 「梨加が、伊藤さんと吉野さんにどっかに連れて行かれて、それから帰ってこないの…!」 「おい!愁っ!」 森川の言葉を聞いた瞬間、走りだしていた。 佑樹の呼びとめる声が聞こえてきたが、 今はそれで止まってなんてらんねーよ