【完】LOVE♡GAME






バッと後ろを振り返ると、バケツを持って
キャハハハははと笑う伊藤さんと吉野さんの姿が。





「藍村さんって、友だち思いのいい子だね〜」



こんなの嘘に決まってるのに。


そう言って、また笑う2人を見て、騙された。と気づいた。




「だ、騙したの…?」



「こんなに簡単に信じてくれると思わなかった〜」


「藍村さんが単純な子で良かった〜」



悔しさで泣きそうになるのをぐっ、と堪える。



ここで、泣くもんか。



「なんで、こんなことするの?」


2人を睨みつけながら問いかける。


すると、2人の顔から笑みが消えて、決まってるじゃない。とわたしに一歩近づいてきた。




「あんたが愁くんの周りうろちょろして目障りだから」



多分、伊藤さんは愁のことが好きなんだと思う




でも、わたしだって。