肩で息をしながら、教えてくれた2人にありがとう。とお礼を言って、わたしは体育倉庫まで走った。 なんで体育倉庫に佳菜子がいるのかわからないけど、とにかく佳菜子が危ない目にあっているのかもしれない。と思って、泣きそうになりながら体育倉庫の中に足を踏み入れた。 「佳菜子ー!」 薄暗い中、佳菜子の名前を呼ぶ。 だけど、返事がない。 もう一度、名前を呼ぼうと息を吸った瞬間。 ――バシャッ 「きゃっ!!」 突然、冷たい水が頭からかけられて全身びしょ濡れになってしまった。