自分の頬をおさえて、最悪…っとうつむく。 「でも、相変わらず王子、人気ね〜 ケバい女子がわんさか」 香水ここまで臭ってくるわ。と鼻を抑える真似をする佳菜子を見てから、愁へと視線をうつす。 佳菜子が行ったとおり愁のまわりにはいつもの女子がわんさか。 愁の隣の田中くんが押しつぶされていて、とってもかわいそうだ。 どんまい。田中くん。 田中くんを憐れみながらも、愁のまわりにいる女子に、どいて。と言って愁と話したい。 触れたい。と嫉妬の感情がうずまいてくる。