「梨加〜!おはよ…ってあんた顔死んでる!」 朝、教室に入ると、佳菜子にまるで化け物を見るかのような目で見られる始末。 「おはよう……。き、聞いてくれる…?」 「う、うん……。なんか何があったのか知りたいわ」 力なく自分の席にかばんを置いて、ギギーッとイスを引く。 「昨日………、」