【完】LOVE♡GAME




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何分くらいたっただろうか。



伊沢愁の書く字をぼーっと見つめていると



「おわった」


という彼の声とともに学級日誌がパタンと
閉じられた。



結局わたし、なんにもやってない…。



「あ、ごめん。 全部やらせちゃって…。」



貸したシャープペンを筆箱にしまいながら
彼に声をかける。



「これ…! わたしが先生に提出しとくから
伊沢くん、帰っていいよ」



それじゃ、と早口で言い鞄を肩にかけて
教室を出ようと足を進めると、



――パシッ


腕を掴まれて進むことを阻止された。