「あとは、髪を巻いて〜っと」
化粧は終わったらしく、次は髪の毛を巻くためにコテを取り出してコンセントにつなぐ。
「梨加、楽しんできなね」
「え、……あ、うん」
ふふふっと微笑みながらそう言った梨奈姉に一瞬戸惑ってから返事をした。
「でーきたっ♪」
カタンとコテを置いた音が聞こえて梨奈姉が
今まで閉まっていた化粧台の鏡を開く。
「え………っ」
「どう?わたしの腕は!」
す、すごい!わたしじゃない!!
まじまじと鏡を見つめる。
ピンク色で統一してある可愛らしい化粧に
セミロングの髪の毛は綺麗にコテで巻いてあって。
「わたしじゃない!」
思わずそんな、声が漏れてしまうほど。



