そこで、ふと。 ――わたしの運命のひとって…。 浮かんだ顔に、なんで!?と心の中で叫ぶ。 なんで、愁の顔が出てくるの! 「そうよねそうよね!梨加、ありがとう!」 さすが私の妹!と急に元気になった梨奈姉にお礼を言われた。 いや、と返して、愁の顔を頭から消そうとブンブン首をふる。 「ところでさぁ…梨加、どうしたの?」 「へ?」 「わたしの部屋に来るなんて珍しいじゃない」 と梨奈姉がなんだかスッキリした面持ちで 問いかけてきた。