私、上原 葵!高校1年生!

今日、入学式なんです!!

なのに、、、

遅刻しそーーーーーーーーーーー!!!

「やっぱ、昨日夜まで美香ちゃんと電話してとせいかな?

1時まで電話しなければ良かったー!
しかも、お母さん起こしてくれなかったし。
なんなのよーー。

朝から機嫌悪い。花の高校デビューなのに、ちっとも嬉しくない。」

その時、私の部屋に夏樹が入ってきた。
夏樹と私の家は、隣で私の部屋と夏樹の部屋も隣だから窓を超えて私の部屋に入ってこれるの。
夏樹は、幼なじみだけどちょー仲良いんだよ!


「なぁーに葵、独り言いってんだ?
独り言激しいとハゲるぞ!!!」

機嫌が悪い時にそう言うこと言われるとムカッてする。

「夏樹ー。機嫌悪い時にそーゆうこと言わないでー。」私は、夏樹に背中を向けた。
「分かったよー。ごめんごめん!
ジョーク!アメリカンジョーク!
そんなに怒んないでもいーじゃん。
葵…。こっち向いて。」

いきなり夏樹が低い声を出したからびっくりした。

仕方ないから向くかと思って向いたら
夏樹にキスされた。

そのまま壁に私を押し付けて、無理やりなキス。
私の大事なファーストキス。

「な、、、、つ、き 、、、ん、、
やめ、、、、んって、、、、。」
「んな、エロい声出すな。」

おかしいよ?夏樹!どうしてこんなことするの?

私は夏樹を思いっきり押した。

「葵、いってーよー!ごめん。」
「どうしてこんなことしたの、、、」
「いずれ教える。葵が鈍感なのが悪いんだよ。」
「意味わかんないよっ!!、、、
あっっ!!学校やばいよ夏樹!
急ごう!!」