そういった未確認生物だけには 限らず、夏休みにもなると、心霊特集が昼間から毎日のように放映されていた。
「秀樹……また幽霊のテレビ見てるんか。
そんなに目を細めて観るくらいなら、観るなよ……」
「あぁ……今日はもうカッパァにご飯をあげてきたからな!
それにしても、幽霊は怖いわぁ……でも観てしまうんよなぁ……なぁ、おとん今日仕事休みだろ! 一緒に観ようや……」
「あぁ。おまえ、幽霊は苦手なんやな」
「得意な方がどうかしてるだろ……」
「あ。この髪の毛が伸びる人形って、棚の上にある日本人形と同じやな」
テレビを見ながら政吉は何気に呟いていた。
「え……そんなん言うなやぁ!
2度とあれ見れなくなるやんけ!」
昼間から山井家では、秀樹の絶叫が響き渡っていた。
「秀樹……また幽霊のテレビ見てるんか。
そんなに目を細めて観るくらいなら、観るなよ……」
「あぁ……今日はもうカッパァにご飯をあげてきたからな!
それにしても、幽霊は怖いわぁ……でも観てしまうんよなぁ……なぁ、おとん今日仕事休みだろ! 一緒に観ようや……」
「あぁ。おまえ、幽霊は苦手なんやな」
「得意な方がどうかしてるだろ……」
「あ。この髪の毛が伸びる人形って、棚の上にある日本人形と同じやな」
テレビを見ながら政吉は何気に呟いていた。
「え……そんなん言うなやぁ!
2度とあれ見れなくなるやんけ!」
昼間から山井家では、秀樹の絶叫が響き渡っていた。

