「……いや、てんとう虫だけ苦手」 ハルくんは少し下を向いてつぶやいた。 ……てんとう虫、だけ? なんか、珍しい虫嫌いだな。 普通は全部ダメってもんじゃないっけ? ……それは私の周りだけなのかもしれないか。 「そっかー」 私は頷いて、また草取りを再開した。 ハルくんもパッと顔を上げて一瞬私を見た気がしたけど、またもとに戻して、草取りを再開した。 「…………」