みどり荘の住人



「あ、ごめん」




そうだった。


ハルくんから遠くにやるんだった。



私は立ち上がって数歩歩き、手を高く持ち上げた。




てんとう虫はしばらくしてふっと飛んで行った。




私はハルくんのところにもどって腰を下ろした。




「ハルくん、虫苦手なの?」