私は困って光くんに視線を送った。
「……菅原さんは、同じアパートに住んでる人で、会社勤めのおっさん」
光くんは、私の視線に応じて説明してくれた。
かなり、雑だけど。
「光、今日は一段と機嫌悪くない?俺、そこまでおっさんじゃないよ」
菅原さんは相変わらずスタスタ歩く私たちの後をついて来ている。
「……何言ってるんですか。菅原さん、もう37でしょ」
……えっ。
「まあ、そうだけどさー。見た目は若いってよく言われるんだけどなー」
37!?
うそー。
私、思いっきり二十代後半って思ってた。
本当に、若く見えます。
