みどり荘の住人



「何嘘ついてんだよ」


と、佑くんがジトッと私を見て言った。


ゆ、佑くん。



「全然、料理出来てなかったじゃん」



うう。


誤魔化したかったのに。


私は少し眼力を込めて佑くんを睨んだ。




「……そうなの?瑞希」


光くんが、じっと私を見た。


あー……。

佑くんのせいで。




「う、ん。ほとんど佑くんに作ってもらった」


私は少し俯いてボソッと言った。



あーあ。

光くんにはお世話になってるから、こう、なんていうか頼りにされたかったというか……。