みどり荘の住人




「髪、乾かさないでいいの?」



と、いきなり光くんがスルッと私の濡れた髪を触った。



わ、わ、わ。




急いでお風呂をでて、脱衣所も出たから、髪を乾かすのを忘れてた。




「かっ、乾かすの忘れてた。もう自然乾燥でいいかな」



私は慌ててあはは、と笑った。




光くんはまたそんな私をじっと見た。




「ほんと、どうしたの」




光くん、鋭すぎ。



私はさっきのお風呂事件に動揺して、なんだかうまく喋れなくなっていた。









「光ー」