みどり荘の住人




後ろから聞こえたいつもの光くんの声にハッとなって振り向いた。



「瑞希、どうしたの?」



光くんは高校の制服を着ていた。



「……ううん、何も。こ、光くんは春休みなのに、学校?」



私は少し焦って返事をした。




「……うん。ちょっと用事があって」




光くんはそういうと、私に近づいてきた。