十人十色 (完)


結斗「ん?なんでって笑笑

あんなに会いたかったからに決まってんじゃーん!」

え?

そんな理由でここまで成績上げたの?

わたしのためなの?


アンナ「う、うそ?
私、振ったんだよ?
最低なヤツだよ?」


結斗「ほーんと!
あんなは最低じゃない。
あの文章ひらがな多いんだよ!笑
本当は、行の最初の文字を縦に読むんだろ?
お前の本当の気持ちがわかったから頑張って勉強した。」

うそ、

気づいてたの?

私があのメールに隠した本当の気持ち。




アンナ「ゆっ…結斗のバカ!
好きだバカ!

何でわかるんだよ。
わからないと思ったのに」


結斗「俺がアンナのことでわからないことなんてないんだよ!笑」


アンナ「大好き。」

結斗「俺も大好きだよ!」



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