夜ご飯、どうでもいいことで親が喧嘩した。

いつもとさほど変わらないので姉と遊んでいた。

そしたら、急に悲鳴が聞こえた。
姉は震えだしてしまった。

どうしたのか気になりリビングにいくと、母親が首を絞められていた。

父親に…

私は幼稚園で、習ったことを思い出した。

"喧嘩は止めなさい"

「パパ、ママを殺しちゃダメ!」

そういったときだった。

息ができなくなり、目の前に父親の顔がある。

私は父親に首を持たれて、目線があうたかさまで持ち上げられたのだ。

ヤバイ、殺される。

小さいながらもそう感じた私は、暴れて泣き叫んだ。

暴れると自分の首がしまって余計苦しい。





気づいたときはもぅ、朝だった。

私が思い付いたのは

"虐待"という2文字

でも私はそんなのどうでもよかった。


だって、その時から、アイツはそうゆうヤツだ。
そうゆう病気だ。
身障だ。

とおもったから。



4歳の夏、自分の愚かさと 、世の中は綺麗事で溢れている。ということを悟った。