「祐兄、私間違ったことしてないね。友達いないから失うもの無くて気が楽だわ。じゃあね」 「まぁ、菜々の性格分かってるから何も言わないけど、よっぽどの事があったら話せよ」 その言葉に頷くと、職員室に帰っていった。 私も教室に荷物を取りに戻ると、予想通りクラスの女5人が待っていた。 「このまま終われるとおもってんの?」 「することも気持ち悪ければ、出る言葉も気持ち悪いね」