先輩と私



久本 優香 ヒサモト ユウカ

いつも馬鹿にされていた子だ。





「さっきはありがとう、でも私別に全然平気なの」





「うん、でも私の気が済まなかった」





私がそう言うと笑う。





「これからは、ターゲットふたりになるね(笑)がんばろうね~あ、ほんとに嬉しかったから、ありがとう」





そのまま帰っていく。