「ごめんごめん」
「ゆきちゃん冷たいなぁ~」
連絡しなかったのには理由がある。
やっぱり今の自分を見られるのは恥ずかしいし、馬鹿にされるんじゃないかって心配だった。
「あ、もしかして ゆきちゃん色々気にしてるんでしょ、高校入試のこと」
この子に隠し事はやっぱりダメみたいだ。私が考えてることはお見通しだ。
「そりゃ気にするよ…」
「どーせ私が馬鹿にしてくるんじゃ、とかでしょ」
図星。
「ほんっと馬鹿だな、ゆきちゃんは。私は学校も一緒だったらって思うけど、単純にゆきちゃんとまた一緒にここで勉強できるの嬉しいよ?」
のっちのこういうところが大好きだ。素直に話してくれて。
それなのに私は のっちに馬鹿にされるんじゃ、なんて考えて。
そっちの方が馬鹿だったな。
「ごめんね、のっち。ありがとう」
「ん。あ、それと、もうあんま気にしてたらダメだよ!もう終わったことなんだから!大学受験に切り替えなきゃ♪」
山城にのっちがいてくれて良かった。
これから頑張れる気がする。
「ゆきちゃん冷たいなぁ~」
連絡しなかったのには理由がある。
やっぱり今の自分を見られるのは恥ずかしいし、馬鹿にされるんじゃないかって心配だった。
「あ、もしかして ゆきちゃん色々気にしてるんでしょ、高校入試のこと」
この子に隠し事はやっぱりダメみたいだ。私が考えてることはお見通しだ。
「そりゃ気にするよ…」
「どーせ私が馬鹿にしてくるんじゃ、とかでしょ」
図星。
「ほんっと馬鹿だな、ゆきちゃんは。私は学校も一緒だったらって思うけど、単純にゆきちゃんとまた一緒にここで勉強できるの嬉しいよ?」
のっちのこういうところが大好きだ。素直に話してくれて。
それなのに私は のっちに馬鹿にされるんじゃ、なんて考えて。
そっちの方が馬鹿だったな。
「ごめんね、のっち。ありがとう」
「ん。あ、それと、もうあんま気にしてたらダメだよ!もう終わったことなんだから!大学受験に切り替えなきゃ♪」
山城にのっちがいてくれて良かった。
これから頑張れる気がする。
