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朝になって隣を見ると優輝さんの姿はなかった。


先に帰ってしまったのかと落ち込んでいたら、お風呂場からシャワーの音が聞こえてきた。


あぁ、お風呂入ってるんだ。

朝風呂派なのかな。


起き上がるのがだるくて、目は開けつつも横になったままお風呂場の方を見つめていた。


しばらくそうしていると、横向きの優輝さんがこっちを見ながら現れた。


あ、横向きなのは自分か。