1時間くらい浴びて出ると、新品の下着と備え付けのバスローブが置いてあった。


優輝さんの優しさにまた泣いてしまいそうになる。


わざわざ買ってきてくれたんだろうか。


お風呂場を出てベッドの方へ行くと、優輝さんはもう寝ていた。


右側に寄っているから、一緒に寝てもいいということだろうか。



「優輝さん、すいません。いろいろ。
隣、いいですか」


「どうぞご自由に」


横向きで寝ているから表情は分からないけど、冷たさは感じなかった。