12時45分
「ねーぇ?あおいん、知ってる?」
お昼休み一緒にご飯を食べていたマコちゃんが、お菓子をつまみながらあたしに話を振ってきた。
「なぁに?」
「あおいんをいじめた人、退学したってよー!」
「え…」
綾美。
急な情報で戸惑う。
まさかこんな早く。
綾美との友達生活が終わるとは思っていなかった。
仲直りできると思っていたわけではない。
したくもなかった。
それでも。
こんな風に終わるなんて。
想像もしていなかった。
「あー、あとね?」
「ん?」
まだなにかあるの?
「ひかちゃんねー、休学届け出したってよ?」
なんでマコちゃんはこんなに知ってるの?
「…そ、なんだ」
「元気出しなー?」
「…うん」
元気がないのも事実だけど。
マコちゃんがどうして知っているのかということの方が重要なのも事実で。
本当は、マコちゃんもあたしを裏切るんじゃないかって。
どこか疑うようになっていった。
「ねーぇ?あおいん、知ってる?」
お昼休み一緒にご飯を食べていたマコちゃんが、お菓子をつまみながらあたしに話を振ってきた。
「なぁに?」
「あおいんをいじめた人、退学したってよー!」
「え…」
綾美。
急な情報で戸惑う。
まさかこんな早く。
綾美との友達生活が終わるとは思っていなかった。
仲直りできると思っていたわけではない。
したくもなかった。
それでも。
こんな風に終わるなんて。
想像もしていなかった。
「あー、あとね?」
「ん?」
まだなにかあるの?
「ひかちゃんねー、休学届け出したってよ?」
なんでマコちゃんはこんなに知ってるの?
「…そ、なんだ」
「元気出しなー?」
「…うん」
元気がないのも事実だけど。
マコちゃんがどうして知っているのかということの方が重要なのも事実で。
本当は、マコちゃんもあたしを裏切るんじゃないかって。
どこか疑うようになっていった。


