だから、かわいいって言わないで!



そして次の日の放課後から勉強会?がはじまった。

…んだけど……

「黒崎くん、なにしてるの?」

「土下座です」

「は?なんでよ」

「俺のために貴重な時間を申し訳ありません」

黒崎くんて…!
黒崎くんて…!

「ぶはっ。なにやってんの」

思わず笑ってしまった。

「頭上げてよ。迷惑でもなんでもないから」

陸斗にたのまれただけだし。

「迷惑じゃ…ないんですか?」

「全然」

「ありがとうございます!!!!」

黒崎くんが私に飛びついてきた。

「きゃ…!!!!」






気がつけば私は、黒崎くんに押し倒されていた。


えええええええええ