そう。おばさんはまぁまぁ有名なタレント事務所で働いてる。
「もちろん知ってるよ」
フツーに返す。
「んでね!おばさん!なんと!そこの社長と結婚することにしてね!!だから…」
「え!?ちょっと待ってよ!!おばさん!
意味がわかんないんだけど!!!」
おばさんの言葉を遮るように言う。
「そこまで驚くことないじゃなーい♪」
(だめだ…この人呑気すぎる……)
「で!おばさん、この家出ていくことになるのよね!
でも、なるちゃんに一人暮らしさせる訳にはいかないでしょー? だーかーらー!」
(え………………ヤバイヤバイヤバイ!!!
嫌な予感しかしないって!!)
