するといきなり目の前は真っ白になった


「さぁ色々思い出しましたか?」


辺りが明るくなると猫執事が現れた


「まぁ懐かしいなって感じかな… でも何をやり残したのか思い出せない」


「おかしいですね… これは記憶に残ってるはずですが…」


猫執事は手帳を開きながら呟いた


「まぁ、だいたいは思い出したよ でも何をやり残したのかがわからない…」


「自分では気付かないこともありますからね…」


りかが言ってた先輩


あれは確か…


「先輩と付き合ってたのは覚えてるんだけど… あっ! まさかあの夏祭りなんじゃ…?」



私は一気に記憶がよみがってきた


「さぁ、思い出したみたいですね」


「思い出したわよ あの男! ぼこぼこにしてふってやる!」


思い出しただけでも腹が立つ


「暴力はいけません ただやり残したことをやり遂げられるかはあなた次第です」


猫執事はそう言うと姿を消した


いつの間にか元の景色に戻っていた、


よし!


夏祭りなんて行かない!


そしてこっちからふってやる!