目を開けると辺りは真っ白だった


ここはどこ…?


「ようこそ 次元空間へ」


1人のスーツを着た男が私に近づいてくる


「あ、あなたは…?」


私は今の状況が理解出来なかった


「私は黒猫です」


「く、黒猫!? どう見たって人間じゃない」


黒猫と名乗る男を見回すけど猫の要素がどこにもない


「ある力で人間に変身してるんです またの名を猫執事と言います」


猫執事…?


「何なんのよここは!? いきなりこんな場所に連れてきて」


「あなたは選ばれたのですよ ここに来る権限を得たのです」


意味がわからない…


「選ばれたって何よ!?」


「あなたは強く願っていましたね? 過去に戻りたいと」


えっ?


ま、まさか…