「それでは授業を終わります!」


今日もだるいだるい授業


やっと全部終わった


「よし! 帰るか…」


私は1人大学を出た


今日は葵がアルバイト、龍は用事があって先に帰ってしまった


1人で歩く道のりはどこか寂しかった


えっ…?


私は足を止めた


そこに黒猫がいたから


私はふと葵の言葉を思い出す


こんな猫が過去に


どう考えてもあり得ない


黒猫は私を見つめたまま動かない


前と一緒だ…


すると白い光が目に映った


な、何…?