「…ヒメ?」


「えっ!あっ、何の話だっけ…」


「どうしたの、さっきからずっと、変だよ?
もう帰りたい?」


「う、ううん!違うの…!ちょっと、考え事…」


「そっか…」



あたし、超つまんない女じゃん?
ほんと最悪……



「ご、ごめんマーくん、今日はあたし…
もう帰るね!
ごめんなさい!」


「待って!それなら送るよ!」




マーくんはさっさと会計を済ませ、
あたし達は店を出た。


マスターとリョータくんはそんなあたし達の姿をポカンと見ていた…




かなりダサい、あたし!