絶対振り向かせるからね!

「でも、ちょっと安心したかもな、、、」



「え?」



「俺さ、北野が戻ってきてから不安で不安でしょうがなかったんだよ」



「どうして?」



私が質問すると遼ちゃんは沈黙した



「それは、、、、、

、、、、、

お前がまた北野のとこに行くかもしれなかったから」



え、、、、




私は腕を離し、遼ちゃんの顔を見た



すると遼ちゃんの頬が少し赤くなっていた



「しかもさ、、、

海からお前、目も合わせてくれないから、

俺のこと嫌いになったのかと思ったんだよ」



「、、、、


でも、遼ちゃんだって海の時あんまり目合わせてくれなかったよね?」



「あれは、お前の水着姿がきれいで直視できなかっただけ」


「え、、、、」




「それだけお前のこと、、、気になってた

だからさっき、、、、

お前の気持ちがわかってちょっと安心した」


「りょ、遼ちゃん、、、」



私はまた涙が溢れてきた




「今まで自分の気持ちに蓋をしてきたけど




やっぱ、、、



俺、、、





お前のこと好きだ」