振り向くと、相変わらずの長身で目鼻立ちのはっきりした茶髪の男が立っていた


「北野、、、」


これ北野だ、、、


しかも腕を離してくれない


あっ!やばい!


もし遼ちゃんにこの姿見られたら、、、



「ちょっと、離してよ!

もう彼氏じゃないでしょ」


「ええー、俺はまだ付き合ってる気なんだけど」


北野はわざとおどけたような表情をした


それにムカついた私は西野を睨んだ


「いいから離せ!」


私は大声でいい放った



それでも北野は離さない


っもう



こいつ、、、



ズドンッ



私は思いっきり北野を柔道の技で投げた


「っいてえ、

そこまでやる必要ねえだろ」



「ふん、あんたが離さないのが悪いんでしょ!」