「鹿原。答えは?」

桃音は黒川に捕まった。

「あの、用事があるので。」

離れようとすると、

「答えを言って、いけよ。」

黒川は腕をつかんで言った。

「離して、下さい。」

桃音は必死で離れようとした。

そして、離れた!と思った瞬間唇を奪われ

ていた。

「さぁ。もう一度聞く!答えは?」

桃音を抱きしめ言った。

「やめて。誰か。」

と桃音は叫んだ。

が誰もいない。

【もうダメ、】

そう思い目を閉じた。

その時、

「こら!何やってる!帰る時間だぞ!」

先生の声が聞こえた。

「先生助けて!」

桃音は叫んだ。

先生は「離しなさい!」

と言った。