「ここをまっすぐいったとこや!!急げ祐姫!!」
「急いでる!」
「おおっと♪ここを通すわけにはいかねぇ」
お決まり、というべきだろうか
待ち伏せをしていたらしい敵が数人抜刀して構えた
「祐姫!」
―パシッ
声とともに飛んできた物をキャッチする
刀だった
「祐姫!ここは俺が何とかする!!せやからお前は先に行け!」
ともに戦うんだと思い鞘を抜こうとした私に山崎が叫んだ
「この人数を一人でやるというの!?私も一緒に…」
「アホ!何言うてんねん!!副長に伝える方が優先や!」
向かってきた敵を相手しながら山崎は私をみるとニカッと笑った
「それに、俺はそんな弱ないで!こんなんすぐすませて追い付いたる!安心せえ!!」
「山崎…ありがとう!!」
「オラオラ!お前らの相手は俺やぁ!!」
山崎に庇われながら私は敵から逃れて四国屋へ走った



