私はふらっとよろつくように男の刀を避ける 私たちのことを静観している町人たちは誰もが私は助からないと思っていたのだろう みんな目を見開いていた 「チッ…」 男がまた私を斬ろうとする ─ドカッ でもその前に男の腹に回し蹴りを食らわせてやった 「あ、ごめん…でも貴方の方が悪いんだからね」 私は一言だけいうとここから逃げるように町人たちの中を駆けた 「………面倒なのに出くわしたな」 さっきの人だかりを抜けて暫くしてから後ろをチラッとみると水色の羽織をきた男がこっちに向かって走ってきていた