∽沖田side∽ ─ドサッ 「祐姫ちゃん!?大丈夫ですか!?」 僕は倒れた彼女─木村祐姫─を抱き上げた 彼女の背中はこの男にバッサリ斬られてて血だらけだった 「とにかく屯所に連れていかなきゃ」 僕は彼女を背負い、男を担ぐ こいつの仲間はいつの間にか逃げたらしい 「軽っ!!」 中身綿なんじゃないのか!?と思うぐらい彼女は軽かった こんな軽さでこの男を飛ばしたの? 僕は驚きつつ急いで屯所へ帰った