「チッ沖田か…」
どこから現れたのだろうか
私を背中に隠すようにお圭さんとの間に滑り込んだ沖田は刀を構えていた
お圭さんが警戒して距離をとる
「ゴホゴホッ…ゴホゴホッゴフッ」
「沖田!!」
咳き込んだ沖田がついに血を吐いた
息が荒い沖田は身体を支えられないのか刀を地面に刺して崩れる
その姿にお圭さんが笑いをこらえず吹き出した
「ぷっ…あの“人斬り鬼の沖田”が労咳だなんて、憐れねぇ…さぞ苦しいんでしょう…?さぞ悔しいんでしょう…?殺して楽にしてあげるわ!」
そういうと毒付きの小太刀だけを抱え一突きにしようと走り出した
「くっ…!!」
沖田は立とうと試みるが力が入らないみたいで動けずいた
「死ねぇえぇ!!」
「ダメ…!!」
―ドスッ



