ペナルティ


「どちらにしますか?」

「ひっ!?」


聞いたことのある声とともに善吉が金ギり声をあげた

固く閉じていた目をゆっくり目を開ける

善吉の首筋に刀が添えられているのが見えた

主は珍しく真剣な顔をした沖田だった


「武士らしく切腹するか、このまま大阪へ帰り二度と新撰組に…私たちに関わらないと誓うか…どちらにします?」

「あっ…あっ…!!」

「誓います!もう二度と関わらんて誓います!」


恐怖で声がでない善吉に代わり修吉が沖田に叫んだ

修吉が善吉のそばへ寄り手の拘束がなくなる

それでも私は動くことができなかった


「見逃したってください!もともと悪いやつやないんです!」

「…なら早くいってください」

「すみませんでした!ほら、行くで!!」


バタバタと修吉に引っ張られながら善吉たちがでていった