私とあのコと貴方と。





陵はため息をした。



「俺...今さらなんだけどさ、紗希が好きだ!」



「.....う...そ...」



「嘘じゃねぇよ!紗希が居なくなって俺ずっと心に大きな穴がポッカリ空いたみたいになって。いつも隣にいる紗希がいなくて、すっげぇ寂しかった。」




「だってあのコの事好きだったんじゃ…」



「俺、バカだから。紗希が離れて、初めて自分の気持ちに気付いたんだ。お前が隣にいることが当たり前に思って勘違いしてた。」




「.....陵.」




「本当はすぐに会いに来たかった。でもお前を守れるような大人になるまで待ったんだ。俺.....こうみえても一応、高校卒業してから社会人として働いてんだ。小さい会社だけど、働き甲斐がある仕事して。
毎日、毎日、紗希のこと考えてた。だいぶ時間は経ったけど、俺はお前が好きだ。」