私とあのコと貴方と。






「じゃあ、また明日なっ!」



貴方は笑って言った。



「ははっ!明日は土曜日だから学校休みだよ?」




「あっ、そっか!じゃあ月曜な!」




「うん。陵、またね!」




「んっ!」



そう言って手を軽く挙げる貴方。

そんな貴方の後ろ姿を私は見えなくなるまで

ずっとずっと見てた、忘れないように、目に焼き付けた。





「もう、月曜日に学校に私は居ないんだよ?」



..........陵、さよなら。