「それでな?パパとママは話し合ったんだ。花梨はもう少しで高校2年生になるしまた語学をやるのも大変だろう?だから花梨を日本の高校にいかせようか?って」
「でもパパとママはタイに行くんでしょ??あたしは1人になるんでしょ??そんなのやだよ…」
友達とさよならしなきゃいけないのにママとパパと離れて1人ぼっちになるなんて絶対に嫌だって思った
「花梨ちゃん。日本にいたときの幼馴染の裕斗くん覚えてるわよね?」
ずっと口を閉じてたママが言った
「もし花梨ちゃんが日本に帰るっていうなら裕斗くんの家の近くにアパートを借りて裕斗くんママにお世話になるって話もでてるの。もちろん裕斗くんママは快くOKしてくれたわ!」
え…どうしよう…
心の中の毛糸がもっとからまった気がした
