幸せな眠りから目を覚ませばまた幸せ気分
だって目の前には愛しい姫の寝顔
「何時だ?」
部屋の時計は11時を指していた
もう、昼か…………
学校完璧遅刻だ
ま、いいか
「ん…………」
「おはよう」
「んんっ…………んー…………」
「虹真さん?」
「スー」
「まさかの2度寝っすか」
流石に起きて欲しい
腕枕してたから痺れて痛い
「虹真」
「むぅ……」
「起きなさい。もうお昼ですよ」
「へ?遅刻です!!」
「もう今日は休もうよ」
「ダメですよ…………っ!?」
慌てて飛び起きようとした虹真だがすぐに動かなくなった
「虹真?」
「腰………………立てないです」
「ハハッやっぱり」
「せいくんの馬鹿」
やっぱりヤり過ぎたか



