「虹真、今日泊まる?」
「クソガキ。何俺の前で誘ってんだ。殺すぞ」
「恭さんに聞いてないです」
「泊まります」
「虹真!?」
「じゃあ一緒に帰ろう」
虹真を連れて家に向かう…………
「せいくん?せいくんの家はこっち方面ですか?」
「違うよ」
訳ないです
向かうのは勿論ホテル
家に帰ったら親父達に邪魔される
確実に
それならホテルでゆっくり2人で過ごしたい
まぁ、過ごすだけで終わらないけど
「虹真」
「はい」
「今生理?」
「違いますけど」
「それなら思う存分愛し合えるね」
「へ?」
虹真は分かってない様子
ホテルに着けば嫌でも分かると思うけど
1度抱いたし
「せいくん」
「何?」
「ここ家じゃないですよね」
「そうですね」
「えっと…………」
「朝まで寝かせないよ」
「今、午後3時ですよ」
「何回出来るか挑戦しようね」
「逃げたいです」
勿論逃がしません



