氷の恋愛






どういうことだ!!





「あ、そこの人」

「はい」

「黒鉄恭は何処?」

「黒鉄さんですか?黒鉄さんは奥の控え室に…………って、君!!」




オーディションが終わり直ぐ様近くにいたスタッフを捕まえた





おっさんは控え室だな





「君!!待ちなさい!!」

「何だよ。騒がしいな」

「黒鉄さん!!この子が」

「世或…………いい、君下がって」

「ですが……」

「大丈夫。知り合いだから」





恭さんがスタッフを追いやり控え室に俺は入った




「…………おっさん」

「おっさんとは心外だな」

「どういうことだ!!何がデザインだ!!何が製作だ!!嘘ばっかり教えやがって」

「あぁ、そのこと」

「ふざけんなよ!!おかげさまで虹真と遠距離ですよ!!」

「ふはは!!俺からの細やかな嫌がらせだ」

「このおっさん!!」





くそ~

してやられた






「だけどそれより、最優秀が取れなかったのはお前の実力不足」

「うっ」






確かに


嘘であろうが何だろうが最優秀が取れなかったのは俺の実力不足