氷の恋愛






黙っていればカッコいいもんな親父は



黙っていればの話だけど






口を開けば馬鹿なのがバレる







「せいくん」

「虹真」




控え室に人がごった返す中、虹真が来てくれた





「大丈夫です!!せいくんが1番素敵ですよ」

「虹真~。ちゅーしていい?」

「駄目です」

「チッ」






虹真が来てくれたお陰で緊張も溶けてきた




「それでは順番にお呼びしますので応募者の皆様はこちらで御待ちください」





スタッフからの指示にその場に残る俺

虹真は客席へ





さぁ、いよいよ始まる